グラミー賞 受賞作品 一覧
グラミー賞の概要
グラミー賞(Grammy Awards)は、ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞。当初はグラモフォン・アウォード(Gramophone Award)と呼ばれており、現在グラミー(Grammy)とだけ呼ばれることもある。アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞だが、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われる。毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。
グラミー賞 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 2019年6月12日
受賞作品一覧
◆最優秀レコード賞(Grammy Award for Record of the Year)
対象期間内に発表された最も優秀な1曲単位のレコーディングに贈られる。
アーティストを始め、プロデューサー、レコーディング、ミキシングの各エンジニアなど、楽曲のレコーディングに携わった人が授賞の対象。
◆最優秀アルバム賞(Grammy Award for Album of the Year)
対象期間内に発表された最も優秀なアルバムに贈られる。
アーティストやプロデューサーのほか、レコーディング、ミキシング、マスタリングの各エンジニアなど、アルバムのレコーディングに直接携わった人が授賞の対象。
◆最優秀楽曲賞(Grammy Award for Song of the Year)
対象期間内に発表された最も優れた楽曲に贈られる。
ソングライターが授賞の対象。
年 | 受賞者 | 作 品 | アーチスト |
1959 | ドメニコ・モドゥーニョ | Nel Blu Dipinto Di Blu (Volare) ボラーレ | ドメニコ・モドゥーニョ |
1960 | ジミー・ドリフトウッド | The Battle of New Orleans ニューオルリーンズの戦い | ジョニー・ホートン |
1961 | アーネスト・ゴールド | Theme from Exodus 栄光への脱出 | Instrumental (Various Artists) |
1962 | ヘンリー・マンシーニ、ジョニー・マーサー | Moon River ムーン・リバー | ヘンリー・マンシーニ |
1963 | レスリー・ブリカッス、アンソニー・ニューリー | What Kind of Fool Am I 愚かな私 | サミー・デイヴィスJr. |
1964 | ヘンリー・マンシーニ、ジョニー・マーサー | Days of Wine And Roses 酒とバラの日々 | ヘンリー・マンシーニ |
1965 | ジェリー・ハーマン | Hello, Dolly! | ルイ・アームストロング |
1966 | ポール・フランシス・ウェブスター & ジョニー・マンデル | The Shadow of Your Smile (Love Theme From “The Sandpiper”) いそしぎ | トニー・ベネット |
1967 | ジョン・レノン、ポール・マッカートニー | Michelle ミッシェル | ザ・ビートルズ |
1968 | ジミー・ウェッブ | Up, Up And Away ビートでジャンプ | ザ・フィフス・ディメンション |
1969 | ボビー・ラッセル | Little Green Apples 青い果実 | O・C・スミス |
1970 | ジョー・サウス | Games People Play 孤独の影 | ジョー・サウス |
1971 | ポール・サイモン | Bridge over Troubled Water 明日に架ける橋 | サイモン & ガーファンクル |
1972 | キャロル・キング | You’ve Got a Friend きみの友だち | ジェイムス・テイラー & キャロル・キング |
1973 | イワン・マッコール | The First Time Ever I Saw Your Face 愛は面影の中に | ロバータ・フラック |
1974 | ノーマン・ギンベル、チャールズ・フォックス | Killing Me Softly with His Song やさしく歌って | ロバータ・フラック |
1975 | アラン・バーグマン、マリリン・バーグマン、マーヴィン・ハムリッシュ | The Way We Were 追憶 | バーブラ・ストレイサンド |
1976 | スティーヴン・ソンドハイム | Send in the Clowns 悲しみのクラウン | ジュディ・コリンズ |
1977 | ブルース・ジョンストン | I Write the Songs 歌の贈りもの | バリー・マニロー |
1978 | バーブラ・ストレイサンド、ポール・ウィリアムス | Love Theme From a Star Is Born (Evergreen) スター誕生の愛のテーマ | バーブラ・ストレイサンド |
1978 | ジョー・ブルックス | You Light Up My Life 恋するデビー | デビー・ブーン |
1979 | ビリー・ジョエル | Just the Way You Are 素顔のままで | ビリー・ジョエル |
1980 | ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド | What a Fool Believes ホワット・ア・フール・ビリーヴス | ザ・ドゥービー・ブラザース |
1981 | クリストファー・クロス | Sailing | クリストファー・クロス |
1982 | ドナ・ワイス、ジャッキー・デシャノン | Bette Davis Eyes ベティ・デイビスの瞳 | キム・カーンズ |
1983 | ジョニー・クリストファー、マーク・ジェームズ、ウェイン・カーソン | Always on My Mind | ウィリー・ネルソン |
1984 | スティング | Every Breath You Take 見つめていたい | ザ・ポリス |
1985 | グラハム・ライル、テリー・ブリッテン | What’s Love Got to Do With It 愛の魔力 | テイナ・ターナー |
1986 | マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー | We Are the World ウィ・アー・ザ・ワールド | USA・フォー・アフリカ |
1987 | バート・バカラック & キャロル・ベイヤー・セイガー | That’s What Friends Are For 愛のハーモニー | ディオン・ウォーウイック & フレンズ(エルトン・ジョン、グラディス・ナイト、スティービー・ワンダー) |
1988 | ジェームズ・ホーナー、バリー・マン、シンシア・ワイル | Somewhere Out There アメリカ物語 | リンダ・ロンシュタット & ジェイムス・イングラム |
1989 | ボビー・マクファーリン | Don’t Worry, Be Happy | ボビー・マクファーリン |
1990 | ラリー・ヘンリー & ジェフ・シルバー | Wind Beneath My Wings 愛は翼にのって | ベット・ミドラー |
1991 | ジュリー・ゴールド | From a Distance | ベット・ミドラー |
1992 | アーヴィン・ゴードン | Unforgettable アンフォゲッタブル | ナタリー・コール with ナット・キング・コール |
1993 | エリック・クラプトン & ウィル・ジェニングス | Tears In Heaven ティアーズ・イン・ヘヴン | エリック・クラプトン |
1994 | アラン・メンケン & ティム・ライス | A Whole New World (Aladdin’s Theme) ホール・ニュー・ワールド | ピーボ・ブライソン &レジーナ・ベル |
1995 | ブルース・スプリングスティーン | Streets of Philadelphia | ブルース・スプリングスティーン |
1996 | シール | Kiss from a Rose | シール |
1997 | ゴードン・ケネディ、ウェイン・カークパトリック、トミー・シムズ | Change the World チェンジ・ザ・ワールド | エリック・クラプトン |
1998 | ショーン・コルヴィン、ジョン・ラヴェンサル | Sunny Came Home サニー・ケイム・ホーム | ショーン・コルヴィン |
1999 | ジェームズ・ホーナー、ウィル・ジェニングス | My Heart Will Go On マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン | セリーヌ・ディオン |
2000 | イタール・シュール、ロブ・トーマス | Smooth スムース | サンタナ featuring ロブ・トーマス |
2001 | アダム・クレイトン、デイヴイッド・エヴァンス、ラリー・マレンJr.、ポール・ヒューソン | Beautiful Day ビューティフル・デイ | U2 |
2002 | アリシア・キーズ | Fallin’ フォーリン | アリシア・キーズ |
2003 | ジェシー・ハリス | Don’t Know Why ドント・ノー・ホワイ | ノラ・ジョーンズ |
2004 | リチャード・マークス、ルーサー・ヴァンドロス | Dance with My Father | ルーサー・ヴァンドロス |
2005 | ジョン・メイヤー | Daughters | ジョン・メイヤー |
2006 | アダム・クレイトン、デイヴイッド・エヴァンス、ラリー・マレンJr.、ポール・ヒューソン | Sometimes You Can’t Make It on Your Own | U2 |
2007 | エミリー・ロビンソン、マーティー・マグワイア、ナタリー・メインズ、ダン・ウィルソン | Not Ready to Make Nice ノット・レディ・トゥ・メイク・ナイス | ディクシー・チックス |
2008 | エイミー・ワインハウス | Rehab | エイミー・ワインハウス |
2009 | ガイ・ベリーマン、ジョニー・バックランド、ウィル・チャンピオン、クリス・マーチン | Viva la Vida 美しき生命 | コールドプレイ |
2010 | サディス・ハレル、ビヨンセ・ノウルズ、テリウス・ナッシュ、クリストファー・スチュワート | Single Ladies (Put A Ring On It) シングル・レディース (プット・ア・リング・オン・イット) | ビヨンセ |
2011 | デイヴ・ヘイウッド、ジョッシュ・カー、チャールズ・ケリー、ヒラリー・スコット | Need You Now ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる | レディ・アンテベラム |
2012 | アデル・アドキンス、ポール・エプワース | Rolling In the Deep | アデル |
2013 | ネイト・ルイス、ジャック・アントノフ、ジェフ・バスカー、アンドリュー・ドスト | We Are Young | ファン featuring ジャネール・モネイ |
2014 | ジョエル・リトル、エラ・イェリッチ-オコナー | Royals | ロード |
2015 | ジェイムズ・ネピア、ウィリアム・フィリプス、サム・スミス | Stay With Me (Darkchild Version) ステイ・ウィズ・ミー | サム・スミス |
2016 | エド・シーラン、エイミー・ワッジ | Thinking Out Loud | エド・シラン |
2017 | アデル・アドキンス、グレッグ・カースチン | Hello | アデル |
2018 | クリストファー・ブロディ・ブラウン、ジェイムス・ファントロイ、フィリップ・ローレンス、ブルーノ・マーズ、レイチャールズ・マッカローII、ジェレミー・リーヴス、レイ・ロムルス、ジョナサン・イップ | That’s What I Like | ブルーノ・マーズ |
2019 | ドナルド・グローバー、ルドウィグ・ゴランソン、ジェフェリー・ラマー・ウィリアムズ | This is America | チャイルディッシュ・ガンビーノ |